樹木医は、天然記念物のような巨樹・名木から街路樹や庭木などの身近な樹木まで、傷んだり病気になった樹木の診断と樹勢回復、さらには樹病の予防や後継樹の保護育成などに携わる専門家です。
樹木医だからできること
樹木1本・1種類に応じた病気や害虫の防除・駆除を行います。
専門知識に基づく、樹木に負荷をかけない剪定手法を用います。
大事な樹木が弱った時には、元気になるお手伝いをします。
樹木の移植の際には最良の手法を用い、移植後の活着率を高めます。
樹木医としての信念
はじめまして。敷島緑化土木の石水です。
私は、家業が造園業であったため、幼少期より樹木には慣れ親しんできました。
現在、こうして手に職を得て仕事に邁進しているわけですが、樹木医になろうと思ったきっかけは、お客様からのある一言からでした。
「この松は枯れちゃうの?」
当時の私は、樹木が弱る病虫害の原因や最適な治療方法を理解していませんでした。その質問に対する答えに自信を持てず、ひたすら資料を調べたり治療後の様子を戦々恐々と見守ることしができませんでした。
そんな経験が今の私を作っております。
“お客様にとってのかけがえのない樹木を守る立場として、正確な答えを導き出し、それに対する最適な手法を用いる。そして、必ず元気に美しくさせる。”
とても単純なことかもしれませんが、造園業者として、樹木医として、この信念を持ち続けていきたいと思います。
名工だからできること
敷島緑化土木の石水通由です。
ありがたいことに、山梨県知事から「やまなしの名工」という名誉ある表彰をいただきました。庭師として40年以上草木とふれあい、 多くのお客様に支えられながら歩んできたひとつの成果ではないかと存じます。
私は、これまで一貫して「皆様に喜んでいただける仕事」を信条に、住宅の庭の管理だけはなく、寺社仏閣の庭園の管理や、樹齢100年以上の貴重な木の治療や移植など幅広く対応してきました。
これまで培ってきた技術と豊富な実績、お客様から頂戴した厚い信頼を基盤として、これからも最適な手法や対策をご提案していきたいと思っております。
やまなしの名工としての強み
京都の修業時代に培った京風庭園を作成する技術とともに、山梨の気候風土に合った樹木を選定した自然な庭造りを得意としております。特に、真竹を用いた竹垣の作成においては、過去に表彰もいただきました。
手入れにおいても同様に、気候風土に合わせた剪定技法を行います。山梨は夏暑くて冬寒いので、極端な強剪定や切り詰め剪定は避け、次年度のための枝葉を残しながら透かすことを心がけております。
近年では、松くい虫の被害が庭木にも広がってきたり病害虫が多く発生したりしておりますので、ちょっとした変化を見逃さず、適切なアドバイスを行っていきたいと思います。